渡 辺 武 彦 建 築 設 計 事 務 所                  
Takehiko  Watanabe  Architect  & Associates          
     〒733-0821 広島市西区庚午北2丁目1-4山木グリーンビル602
TEL082-273-9581  FAX :082-273-8528
 E-mail: t.watanabe@feel.ocn.ne.jp

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  ツバメの巣(住まい)づくり  

 花と緑で美しい築10数年経た大池の家


建築主の努力で20数年かけて完成した自然の庭と
 パーゴラ、今だに家族に愛され続ける「津屋崎の家」


Miyuri企画南面アプローチ


Miyuri企画 茶房ファー


都市のオアシ  バラのパーゴラモニュメント
 造園設計:Miyuri企画
 ■ 住まいのあり方について
 
昔から国づくりは、人づくりからと言われてきました。
 人づくりの初源的 場が「家(住まい)」であり、家
族だと思います。
 建築には色々なジャンルがありますが、中でも建築家にとって住宅の設計は、極めて難しいとされてきました。
 それは、人それぞれに個性があるように、住宅も建築主の個性に合ったものを創り出さなければならないからです。それを実現するのが、私達建築家です。日本において戦後からの住まいの変遷をたどってみましても、現代は大きな変化があらわれているように思います。 家長制度が確立し、自然との共存共栄の循環型社会 を形成していた頃に対し、今では利便性、経済性優先の社会の真っ只中にいます。その過程で核家族化が進み、個人主義的風潮が増殖してきたように思います。その結果、あらゆる場で人間性の歪みによる色々な問題を発生させました。又自然破壊も地球規模となり、宇宙船地球号をも脅かすような状況を呈するようになってきました。そのような現代社会の中で、私達が安心して住まう環境や住まいとは、 将来性も含めてどうあるべきなのでしょうか。住まいは、一戸建住宅だけではなく集合住宅(低層,高層マンション)を含め、場所性や 周辺環境の異なる所へそれぞれがあります。そのひとつの中に単身者を除けば、家族単位 が住み、その中で子供達が生まれ育まれていきます。人間は、地球上の生態系の中の一員 であると言われながら、子供達が自然体験学習をする場が遠ざけられつつあります。本来生まれながら備わって いる生得性(自然体験から得られる五感等)などが育まれる自然環境が失われ、現状では教育の場にすらなくなりつつあります。それは3~5才頃までに体験学習がなければ、その後の人間形成に大きな影響を与えるといわれています
しかし 習得性(習って取得する)のみが、家庭の中や教育の中で強いられているのが現状で、人間形成に大きな障害を及ぼしているように思います。今や唯一残っている 住まいが、子供を育むための初源的場であり、環境となっています。人間それぞれ個性があるように、 住まいの個性や重要性の認識度が高ければ高いほど、周辺環境造りに多大な影響を及ぼし、 近隣のより良き人間関係やコミュニティづくりを形成していくのではないかと思います。言いかえれば、地域が子供達を育み守っていく形態が形造られる事につながっていくと思います。私達はその様な影響を与えられるような住まい造りを目指しています。

 ■ 
現在の団地や住宅について
 団地の造り方は画一的、碁盤の目のような形態の中に、住宅はハウスメーカー主導で形づくられ、 全国、南は沖縄から北は北海道まで、ほとんど同じ様な風景になっているように思います。
 つい昔の 原風景や故郷といった叙情的な感覚には程遠いむしろ玩具のような形態を呈しています。

 
■ 住まいの選択について
 住宅を入手するにはほとんどの人々が、メディアの影響を受け、各ハウスメーカー展示場のモデルハウス を見学に行き、予算に合った所で決めるといったケースが多いと思います。現物が見れるという事も影響していると思いますが、車を買う感覚に似ているのではないでしょうか。家は一生に一度の買い物と言われてきましたように、住んでみて体に合わないから、買い替えるという訳にはいき ません。服に例えるならば、レディメイド(既製服)、イージー オーダーメイド(多少の採寸が出来る服)、オーダーメイド(自分の体に合せて作る服)に見られるように自分の体へのフィット感と予算で選択し、購入します。家も同様なのですが、ほとんどの建築主は一部は合っていても全体的に自分の体に合っているか、合っていないかわからずにその家に「住んでいる」の ではなく、「住まわされている」というケースが多いのではないでしょうか。建築主の意向に添い、建築家の資質を生かした オーダーメイドの住まいこそ「家」だと思います。

 ■ 
当事務所の「住まい」の造り方について
 建築家は、建築主に個性的で、夢が与えられるような「家」づくりを目指すべきだと思っています。
 私達は住宅に関しましてはつい先頃まで「子供達を育む家づくり」を目指してきました。
 しかし少子高齢化社会に入り、人口減少や人間関係の複雑化等、最近では「住まい」の形態も多様化し、「シェアハウス」や「終いの棲み家」の依頼もあるようになりました。いずれにしましても与えられた敷地と限られた予算の中で、技術的にも芸術的にも建築主の意向と個性を尊重した「家づくり」の形態を創り出します。それは周辺環境を考慮した自然との対話を育む家づくりでもあります。
 私達は建築主に「安らぎの場」を提供することも目指しています。それ等が当事務所の特長となっています。

   
Miyuri企画アトリエ北西面     アトリエ建設前の津屋崎の家前庭
 環境デザインMiyuri企画           
 当事務所と長年にわたり、建築に欠かせない造園設計のプロとして、お付合いをしていただいています。
 1986年に福岡で最初の仕事「津屋崎の家」を、又2001年に[Miyuri企画アトリエ]を設計依頼していただいたお施主さんでもあります。 当事務所の福岡での活動拠点としても大きな存在であるこのアトリエと茶房ファーは、沢山の作品の中でも特に気に入っている建築のひとつです。建築・造園相談会等行っていますので、お気軽に御相談下さい。

  〒811-3311 福岡県福津市宮司浜 3-8-10
   TEL:(0940)52-5858
   FAX:(0940)52-5641
  「茶房ファー」TEL 090-1343-9462